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ウィルコム、PHS+ドコモ3.5G対応のスマートフォン「HYBRID W-ZERO3」発表
ウィルコムは11月11日、シャープ製の新たなスマートフォン「HYBRID W-ZERO3(WS027SH)」を発表。2010年1月に発売する。
HYBRID W-ZERO3は、PHSとW-CDMA(3.5G)の2つの通信機能を備えているのが大きな特徴。PHSにはW-OAM typeG(PHS高度化通信規格)対応の新型W-SIM(RX430AL)を採用。W-CDMAにはNTTドコモのネットワークを利用した「WILLCOM CORE 3G」を採用し、下り最大7.2Mbps/上り最大5.7Mbpsの通信が可能だ。
無線LANもサポートしており、公衆無線LANサービスを利用できるほか、HYBRID W-ZERO3を無線LANルータとして使用できる機能も備えている。
料金プランはHYBRID W-ZERO3専用のものを提供する予定。詳細は決定していないが、「業界最安の定額サービスを目指す」(ウィルコム)という。
OSにはMicrosoft Windows Mobile 6.5 Professional(日本語版)を採用し、アプリ配信サービス「Windows Marketplace」や、端末内のデータをサーバに保管する「My Phone」を利用できる。HYBRID W-ZERO3の独自機能として、「Windows Live」にワンタッチでアクセスできる専用キーも装備した。
ウィルコムに聞く 「HYBRID W-ZERO3」開発の背景、目指すフィールドとは
ウィルコムは11日、PHS/W-CDMAに対応するWindows Mobile 6.5搭載のスマートフォン「HYBRID W-ZERO3」の開発を発表した。来年1月に発売される予定で、2008年6月に発売された「WILLCOM 03」から1年半を経て投入される新たなスマートフォンだ。
開発を担当するウィルコムデータ通信企画室室長の須永康弘氏は、開発の経緯について「Androidなども候補にあったが、マイクロソフトからWindows Mobile 6.5の話があり、新サービスも提供されるとのことで、そちらを使いやすくする端末を目指すことにした」と語る。そのため、HYBRID W-ZERO3では、アプリケーション市場のMarketplaceや、同期サービスのMy Phoneがそのまま利用できる。
ただ、他キャリアからもWindows Mobile 6.5搭載端末が登場することが確実な中で、ウィルコムとしてどういった手を打つべきか。今回は、携帯電話に慣れたユーザーでもスムーズにスマートフォンを使えるようなユーザーインターフェイス、機能を取り入れることになった。その1つが、Windows Liveメールのアカウントを取得する際、ID/パスワードなどをメーラーに設定することなく、アカウントを指定するだけで済むという流れにしたこと。そしてもう1つが、オリジナルのメニューデザインとなる。
スマートフォンに興味を持つという基本的な層での利用拡大を目指す「HYBRID W-ZERO3」だが、11月11日の発表時点では、まだまだ開発途上とあって、ユーザーインターフェイスの操作性がややもたつく面もあったが、今後調整を進めるという。周辺機器を充実させる方針も示されており、ウィルコムにとって1年半ぶりのスマートフォンとなるが、iPhoneが話題となり、Android端末の広がり、他のWindows Mobile 6.5端末の登場など、競争相手には事欠かない中で、どのように市場へ受けいれられるのだろうか。
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版、12月15日に開設
SBIホールディングスと米Dow Jones&Companyが6月に設立した合弁会社「ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン株式会社」は、「The Wall Street Journal」の日本版ニュースサイト「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」を12月15日に開設する。論説記事など一部コンテンツは有料で提供される。
「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」では、世界各地にいる約1800名の記者や編集者が取材した情報の中から、日本の読者に必要と思われる記事を選んで、日本の編集チームが日本語に翻訳・編集した記事を毎日数十本程度掲載する。なお、「The Wall Street Journal」がアジア地域で他言語版を本格提供するのは、中国語版に続いて2番目になるという。
パソコンで電子書籍閲覧、米アマゾンが無料ソフト配布
【シリコンバレー=岡田信行】インターネット小売り大手の米アマゾン・ドット・コムは10日、電子書籍端末「キンドル」と同じ感覚でパソコンで電子書籍を読むための無料ソフト「キンドル・フォー・PC」の配布を始めた。100カ国以上を対象に同社サイトからダウンロード(取り込み)して使う。利便性を高め、競争が激化している電子書籍市場で利用者を囲い込む。
アマゾンは書籍のネット販売に加え、2007年からキンドルを販売。書籍配信サイト「キンドル・ストア」を通じ書籍や雑誌などの電子コンテンツ(情報の内容)を配信しており、米国では書籍や雑誌など36万冊を購入することが可能だ。10月からは日本を含む世界100カ国以上でキンドル(英語版)を販売している。
キンドルのパソコン用ソフトは、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」に対応。パソコンで電子書籍を読めるほか、キンドルとの連携機能も持たせた。
10日夜の報道番組は軒並み視聴率アップ 森繁さん死去、市橋容疑者逮捕
英国人女性死体遺棄事件で急転直下、逮捕された市橋達也容疑者が護送されるのをリアルタイムで報じ、俳優の森繁久弥さん死去のニュースを伝えた10日夜のテレビの報道番組で、視聴率が軒並みアップしたことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。
NHKでは午後9時に始まる「ニュースウオッチ9」を急遽(きゅうきょ)12分間延長し、手厚く報じた。午後9~10時の平均視聴率は関東地区で20・4%と、過去4週間平均を8・8ポイント上回った。関西地区は8・2ポイント高い19・5%。午後10時からの延長分は関東地区では12・6%を記録、関西地区では11・5%だった。
同番組に先立ち、エリアごとに放送されているニュース番組も高視聴率をマークした。「首都圏ニュース」(午後8時45分~午後9時)は23・7%で、過去4週間平均より10・2ポイント高かった。
『ドラクエIII』ケータイ用体験版のプリインストール機種が決定
スクウェア・エニックスは、今秋の配信を予定しているiアプリ『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』について、ケータイ5機種に体験版をプリインストールすると発表した。
同社の人気RPG『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』ケータイ版では、オリジナルの要素を完全移植しているだけでなく、ケータイの最新スペックに合わせた全面リニューアルを行っている。プリインストールされる機種は、NTTドコモの最新機種にあたるF-01B、F-04B、N-02B、P-01B、SH-01Bとなっている。この体験版ではゲーム序盤をプレイ可能。
<ドラゴンクエスト6>DSでリメーク 天空シリーズ第3弾、10年1月末発売
スクウェア・エニックスは11日、人気RPGシリーズの「ドラゴンクエスト6 幻の大地」をニンテンドーDSでリメークすることを明らかにした。10年1月28日に5980円で発売する。
「ドラゴンクエスト」は、ゲームクリエーターの堀井雄二さんのシナリオ、マンガ家の鳥山明さんのキャラクターデザインで、86年の第1作からシリーズ累計5000万本を売り上げている。
リメーク版は、上下2画面の3D世界での冒険に加え、旅の途中に仲間との会話を楽しめる「仲間会話システム」などDS版ならではの新要素を導入している。
久多良木SCE名誉会長、最先端ネット事業の新会社
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の久多良木健名誉会長(59)が新会社を設立し、インターネットなどを使った次世代サービスの開発・事業化に乗り出す。据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)の父」と呼ばれる同氏は2007年6月以降、経営の一線から退いていたが、活動を再開する。
10月末に「サイバーアイ・エンタテインメント」(東京・世田谷)を資本金2000万円で設立。久多良木氏が9割を出資して社長に就任した。元ソニーの技術者、薄隆氏も1割を出資し取締役を務める。
ドコモの冬春モデルCM発表会、堀北真希らが登場
NTTドコモは10日、2009年冬~2010年春にリリースする新機種の発表にあわせ、新テレビCM発表会を行った。会場には、出演者のうち堀北 真希、松山 ケンイチ、劇団ひとりが登場したほか、書道家の森大衛氏による大書も披露された。
ドコモでは2008年冬でシリーズを一新したことにあわせ、CMキャラクターとして堀北 真希、松山 ケンイチ、堤 真一、劇団ひとり、やまざき 努、成海 璃子を起用している。今回の新機種発表にあわせて、新CM「VERSION UP!宣言」篇が18日より放映されるほか、「STYLE イルミネーション」篇、と「PRIME 会議室」篇が11月下旬より、「iコンシェル 飛行機篇」が12月より流れる。
ユーザーの行動を分析するドコモのGPS連動サービスの可能性(COLUMN)
携帯電話の位置情報機能を活用したサービスが進化している。NTTドコモは全地球測位システム(GPS)から得られたユーザーの位置情報を分析して、ユーザーがよく行く場所やよく通る経路を推定する機能を開発した。これが実用化されると、ユーザーがこれから向かうと予想される場所の情報をユーザーの携帯電話に配信することで、広告宣伝やマーケティングなどに活用できるようになる。
この機能は「リアル行動ターゲティング情報配信」といい、ユーザーごとの行動パターンの分析を、曜日や時間帯ごとに実施して、ユーザーの現在位置と進行方向によって、これから向かう場所を推定するもの。
たとえば、平日、昼休みにユーザーが会社の外に出たら、これからランチだと予測し、近くのレストランの新メニューの情報を配信するといったことが可能になる。また、休日、日用品や食材をまとめ買いする主婦に、よく利用するスーパーの安売りの情報を提供するなど、曜日ごとの行動を分析予測して情報を提供できるところに特徴がある。
これまでも同社はGPSを利用したサービスを提供してきた。3月には、GPSを活用したターゲティング情報配信「次ナビ」の提供を開始している。これは企業向けのサービスで、現在位置に連動して、推奨スポット情報や周辺地図情報の提供などを、企業が顧客に提供することが可能になる。
こちらは企業向けで、ユーザーの行動を分析しない点が先の「リアル行動ターゲティング情報配信」とは異なるが、ドコモがサービス提供に必要なプラットフォームを構築するので、企業側で専用のシステムを構築する必要がなく、手軽に導入できるのが魅力だ。
「携帯電話はユーザーが常に持ち運ぶものですから、位置情報に連動させたサービスを提供することは理にかなっていると思います」と、NTTドコモ。
同社は、今後もGPSを活用したさまざまなサービスを提供していきたいという。「リアル行動ターゲティング情報配信」が実用化されるのはまだ先だが、現在好評を博している「iコンシェル」にGPSを活用したサービスを付加することを検討しているという。
ちなみに「iコンシェル」とは、ユーザーのライフスタイルや居住地のエリアに合わせて、毎日の生活に役立つ情報を待受画面上のキャラクターが知らせるサービスだ。ユーザーは鉄道運行状況や災害情報、イベント情報などが得られる。2008年11月にサービスを開始し、人気を集めている。ここにGPSを活用した機能を付加してサービス内容を充実させようというのが狙いだ。
今後、顧客の購買意欲を増すには、GPSと連動したサービスがますます重要になっていくことが予想される。それをどうマーケティングに生かしていくのか、ビジネスの可能性は大きく広がる。
ウィルコムは11月11日、シャープ製の新たなスマートフォン「HYBRID W-ZERO3(WS027SH)」を発表。2010年1月に発売する。
HYBRID W-ZERO3は、PHSとW-CDMA(3.5G)の2つの通信機能を備えているのが大きな特徴。PHSにはW-OAM typeG(PHS高度化通信規格)対応の新型W-SIM(RX430AL)を採用。W-CDMAにはNTTドコモのネットワークを利用した「WILLCOM CORE 3G」を採用し、下り最大7.2Mbps/上り最大5.7Mbpsの通信が可能だ。
無線LANもサポートしており、公衆無線LANサービスを利用できるほか、HYBRID W-ZERO3を無線LANルータとして使用できる機能も備えている。
料金プランはHYBRID W-ZERO3専用のものを提供する予定。詳細は決定していないが、「業界最安の定額サービスを目指す」(ウィルコム)という。
OSにはMicrosoft Windows Mobile 6.5 Professional(日本語版)を採用し、アプリ配信サービス「Windows Marketplace」や、端末内のデータをサーバに保管する「My Phone」を利用できる。HYBRID W-ZERO3の独自機能として、「Windows Live」にワンタッチでアクセスできる専用キーも装備した。
ウィルコムに聞く 「HYBRID W-ZERO3」開発の背景、目指すフィールドとは
ウィルコムは11日、PHS/W-CDMAに対応するWindows Mobile 6.5搭載のスマートフォン「HYBRID W-ZERO3」の開発を発表した。来年1月に発売される予定で、2008年6月に発売された「WILLCOM 03」から1年半を経て投入される新たなスマートフォンだ。
開発を担当するウィルコムデータ通信企画室室長の須永康弘氏は、開発の経緯について「Androidなども候補にあったが、マイクロソフトからWindows Mobile 6.5の話があり、新サービスも提供されるとのことで、そちらを使いやすくする端末を目指すことにした」と語る。そのため、HYBRID W-ZERO3では、アプリケーション市場のMarketplaceや、同期サービスのMy Phoneがそのまま利用できる。
ただ、他キャリアからもWindows Mobile 6.5搭載端末が登場することが確実な中で、ウィルコムとしてどういった手を打つべきか。今回は、携帯電話に慣れたユーザーでもスムーズにスマートフォンを使えるようなユーザーインターフェイス、機能を取り入れることになった。その1つが、Windows Liveメールのアカウントを取得する際、ID/パスワードなどをメーラーに設定することなく、アカウントを指定するだけで済むという流れにしたこと。そしてもう1つが、オリジナルのメニューデザインとなる。
スマートフォンに興味を持つという基本的な層での利用拡大を目指す「HYBRID W-ZERO3」だが、11月11日の発表時点では、まだまだ開発途上とあって、ユーザーインターフェイスの操作性がややもたつく面もあったが、今後調整を進めるという。周辺機器を充実させる方針も示されており、ウィルコムにとって1年半ぶりのスマートフォンとなるが、iPhoneが話題となり、Android端末の広がり、他のWindows Mobile 6.5端末の登場など、競争相手には事欠かない中で、どのように市場へ受けいれられるのだろうか。
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版、12月15日に開設
SBIホールディングスと米Dow Jones&Companyが6月に設立した合弁会社「ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン株式会社」は、「The Wall Street Journal」の日本版ニュースサイト「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」を12月15日に開設する。論説記事など一部コンテンツは有料で提供される。
「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」では、世界各地にいる約1800名の記者や編集者が取材した情報の中から、日本の読者に必要と思われる記事を選んで、日本の編集チームが日本語に翻訳・編集した記事を毎日数十本程度掲載する。なお、「The Wall Street Journal」がアジア地域で他言語版を本格提供するのは、中国語版に続いて2番目になるという。
パソコンで電子書籍閲覧、米アマゾンが無料ソフト配布
【シリコンバレー=岡田信行】インターネット小売り大手の米アマゾン・ドット・コムは10日、電子書籍端末「キンドル」と同じ感覚でパソコンで電子書籍を読むための無料ソフト「キンドル・フォー・PC」の配布を始めた。100カ国以上を対象に同社サイトからダウンロード(取り込み)して使う。利便性を高め、競争が激化している電子書籍市場で利用者を囲い込む。
アマゾンは書籍のネット販売に加え、2007年からキンドルを販売。書籍配信サイト「キンドル・ストア」を通じ書籍や雑誌などの電子コンテンツ(情報の内容)を配信しており、米国では書籍や雑誌など36万冊を購入することが可能だ。10月からは日本を含む世界100カ国以上でキンドル(英語版)を販売している。
キンドルのパソコン用ソフトは、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」に対応。パソコンで電子書籍を読めるほか、キンドルとの連携機能も持たせた。
10日夜の報道番組は軒並み視聴率アップ 森繁さん死去、市橋容疑者逮捕
英国人女性死体遺棄事件で急転直下、逮捕された市橋達也容疑者が護送されるのをリアルタイムで報じ、俳優の森繁久弥さん死去のニュースを伝えた10日夜のテレビの報道番組で、視聴率が軒並みアップしたことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。
NHKでは午後9時に始まる「ニュースウオッチ9」を急遽(きゅうきょ)12分間延長し、手厚く報じた。午後9~10時の平均視聴率は関東地区で20・4%と、過去4週間平均を8・8ポイント上回った。関西地区は8・2ポイント高い19・5%。午後10時からの延長分は関東地区では12・6%を記録、関西地区では11・5%だった。
同番組に先立ち、エリアごとに放送されているニュース番組も高視聴率をマークした。「首都圏ニュース」(午後8時45分~午後9時)は23・7%で、過去4週間平均より10・2ポイント高かった。
『ドラクエIII』ケータイ用体験版のプリインストール機種が決定
スクウェア・エニックスは、今秋の配信を予定しているiアプリ『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』について、ケータイ5機種に体験版をプリインストールすると発表した。
同社の人気RPG『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』ケータイ版では、オリジナルの要素を完全移植しているだけでなく、ケータイの最新スペックに合わせた全面リニューアルを行っている。プリインストールされる機種は、NTTドコモの最新機種にあたるF-01B、F-04B、N-02B、P-01B、SH-01Bとなっている。この体験版ではゲーム序盤をプレイ可能。
<ドラゴンクエスト6>DSでリメーク 天空シリーズ第3弾、10年1月末発売
スクウェア・エニックスは11日、人気RPGシリーズの「ドラゴンクエスト6 幻の大地」をニンテンドーDSでリメークすることを明らかにした。10年1月28日に5980円で発売する。
「ドラゴンクエスト」は、ゲームクリエーターの堀井雄二さんのシナリオ、マンガ家の鳥山明さんのキャラクターデザインで、86年の第1作からシリーズ累計5000万本を売り上げている。
リメーク版は、上下2画面の3D世界での冒険に加え、旅の途中に仲間との会話を楽しめる「仲間会話システム」などDS版ならではの新要素を導入している。
久多良木SCE名誉会長、最先端ネット事業の新会社
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の久多良木健名誉会長(59)が新会社を設立し、インターネットなどを使った次世代サービスの開発・事業化に乗り出す。据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)の父」と呼ばれる同氏は2007年6月以降、経営の一線から退いていたが、活動を再開する。
10月末に「サイバーアイ・エンタテインメント」(東京・世田谷)を資本金2000万円で設立。久多良木氏が9割を出資して社長に就任した。元ソニーの技術者、薄隆氏も1割を出資し取締役を務める。
ドコモの冬春モデルCM発表会、堀北真希らが登場
NTTドコモは10日、2009年冬~2010年春にリリースする新機種の発表にあわせ、新テレビCM発表会を行った。会場には、出演者のうち堀北 真希、松山 ケンイチ、劇団ひとりが登場したほか、書道家の森大衛氏による大書も披露された。
ドコモでは2008年冬でシリーズを一新したことにあわせ、CMキャラクターとして堀北 真希、松山 ケンイチ、堤 真一、劇団ひとり、やまざき 努、成海 璃子を起用している。今回の新機種発表にあわせて、新CM「VERSION UP!宣言」篇が18日より放映されるほか、「STYLE イルミネーション」篇、と「PRIME 会議室」篇が11月下旬より、「iコンシェル 飛行機篇」が12月より流れる。
ユーザーの行動を分析するドコモのGPS連動サービスの可能性(COLUMN)
携帯電話の位置情報機能を活用したサービスが進化している。NTTドコモは全地球測位システム(GPS)から得られたユーザーの位置情報を分析して、ユーザーがよく行く場所やよく通る経路を推定する機能を開発した。これが実用化されると、ユーザーがこれから向かうと予想される場所の情報をユーザーの携帯電話に配信することで、広告宣伝やマーケティングなどに活用できるようになる。
この機能は「リアル行動ターゲティング情報配信」といい、ユーザーごとの行動パターンの分析を、曜日や時間帯ごとに実施して、ユーザーの現在位置と進行方向によって、これから向かう場所を推定するもの。
たとえば、平日、昼休みにユーザーが会社の外に出たら、これからランチだと予測し、近くのレストランの新メニューの情報を配信するといったことが可能になる。また、休日、日用品や食材をまとめ買いする主婦に、よく利用するスーパーの安売りの情報を提供するなど、曜日ごとの行動を分析予測して情報を提供できるところに特徴がある。
これまでも同社はGPSを利用したサービスを提供してきた。3月には、GPSを活用したターゲティング情報配信「次ナビ」の提供を開始している。これは企業向けのサービスで、現在位置に連動して、推奨スポット情報や周辺地図情報の提供などを、企業が顧客に提供することが可能になる。
こちらは企業向けで、ユーザーの行動を分析しない点が先の「リアル行動ターゲティング情報配信」とは異なるが、ドコモがサービス提供に必要なプラットフォームを構築するので、企業側で専用のシステムを構築する必要がなく、手軽に導入できるのが魅力だ。
「携帯電話はユーザーが常に持ち運ぶものですから、位置情報に連動させたサービスを提供することは理にかなっていると思います」と、NTTドコモ。
同社は、今後もGPSを活用したさまざまなサービスを提供していきたいという。「リアル行動ターゲティング情報配信」が実用化されるのはまだ先だが、現在好評を博している「iコンシェル」にGPSを活用したサービスを付加することを検討しているという。
ちなみに「iコンシェル」とは、ユーザーのライフスタイルや居住地のエリアに合わせて、毎日の生活に役立つ情報を待受画面上のキャラクターが知らせるサービスだ。ユーザーは鉄道運行状況や災害情報、イベント情報などが得られる。2008年11月にサービスを開始し、人気を集めている。ここにGPSを活用した機能を付加してサービス内容を充実させようというのが狙いだ。
今後、顧客の購買意欲を増すには、GPSと連動したサービスがますます重要になっていくことが予想される。それをどうマーケティングに生かしていくのか、ビジネスの可能性は大きく広がる。
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孫社長「Wi-Fiが答えだ」 山田社長「Wi-Fiより3G」 ソフトバンクモバイルとドコモが新サービス
ソフトバンクモバイルとNTTドコモは11月10日、冬・春モデルの携帯電話新機種発表会をそれぞれ都内で開いた。ソフトバンクモバイルは、携帯電話の無線LAN機能を使って高速通信やコンテンツ配信を行う「ケータイWi-Fi」サービスを発表。孫正義社長は「3GとWi-Fiの両方を搭載しているのが当然だという時代になる」と現行3Gより高速なWi-Fiのメリットを強調した。
一方ドコモは、フェムトセルを自宅に設置して高速に通信できるようにする「マイエリア」サービスを発表。山田隆持社長は「Wi-Fiは補完的に使うもの」と3Gの高速化で対応していく姿勢を示す。高速通信をめぐる両社の思想は対照的だ。
ソフトバンクモバイルは午前9時半から発表会を開き、計22機種を発表。Android端末の来春発売計画というサプライズがあったものの、目玉はケータイWi-Fi。「経営としてWi-Fiに取り組むエポックメイキングな日だ」「キーワードはWi-Fi」と孫社長はたびたびWi-Fiに言及した。
ケータイWi-Fiは、自宅の無線LANルータや公衆無線LANスポットを活用して最大54Mbpsのパケット通信が行えるサービス。公式サイトや大容量データ(最大100Mバイト)のダウンロード、PCサイトブラウザでのサイト閲覧が快適に行えるとしている。無線LANスポット「ソフトバンクWi-Fiスポット」も無料で利用でき、当面はソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」エリア約4000カ所と共通だが、今後数万カ所に拡大していく計画だ。
孫社長は現行3Gを鼻での呼吸、Wi-Fiを口での呼吸に例えてみせた。「人間に鼻と口があるように、3GとWi-Fiが両方あるのが当然だという時代になる。Wi-Fiがないと息苦しいという時代になる。Wi-Fiがわたしの出した答えだ」
「高品質なネットワークをきちんと整備していく」──ドコモ
午後1時からはNTTドコモが発表会を開催。
「マイエリア」は、ユーザーの自宅にフェムトセル(小型基地局)を設置し、専用FOMAエリアを構築するサービス。フェムトセルに接続できるのはあらかじめ登録したFOMA端末(1契約10回線まで)のみ。一般の基地局が多数のユーザーで共有する形なのに比べ、基地局の帯域を“独り占め”できるため、HSDPAの枠内(下り最大7.2Mbps)で通常より高速な通信が可能になるという。
マイエリア向け専用動画・音楽コンテンツ配信を用意するほか、専用エリアへのFOMA端末の出入りを検知する「イマスカ」機能を利用できる。家族が帰宅した際に伝言メールを自動送信するといったことが可能だ。今後、家電との連携なども検討する。
今年度2万契約がマイエリアの目標だ。同社は昨年、Wi-Fi接続サービス「ホームU」を提供済みだが、山田社長は通信速度の高速化については「Wi-Fiとどちらかと聞かれれば、LTEを含めた3Gのバージョンアップで対応したい」という考えだ。
「モバイルは移動して使うもの」であり、Wi-Fiはあくまで補完的なサービスという位置付け。「品質の高いネットワークをきちんと整備していくことが、動画の時代に向けて必要になる」と、あくまで3G(とそれ以降)のネットワーク強化を進めることでユーザーの利便性向上を図っていく方針だ。
「mixiアプリ」開発アワード、グランプリは「サンシャイン牧場」
ミクシィは10日、SNS「mixi」上で利用できる「mixiアプリ」を公募し、優秀作品を表彰する「ソーシャルアプリケーション アワード」の各賞を発表した。グランプリには「サンシャイン牧場」が選ばれた。
今回のアワードでは、PC版の「mixiアプリ」を開発する法人・個人を対象として、7月1日から9月30日までアプリを公募した。応募総数は337件。10月1日から30日まで審査を行い、グランプリ1点、部門賞2点、協賛賞7点を選出した。
審査基準は、「マイミクシィとの関係を上手く活用することで、従来にない新たな感覚・ベネフィットを生み出しているか」「ソーシャルグラフ単位の利用において広く普及する要素があるか」「楽しさ、便利さがわかりやすいか」の3点となる。
グランプリの「サンシャイン牧場」は、11月現在で利用者数が250万人を超える。提供しているのは中国Rekoo Mediaで、10月末には日本法人も設立した。
10日に行われたRekoo Media日本法人設立の記者発表会にて、グランプリの贈賞も行われた。ミクシィの笠原健治代表取締役社長は、「Rekoo Mediaはサンシャイン牧場をはじめ、いくつか有力なアプリを抱えている。日本法人も設立されたことで、今後その勢いが加速されるのではないかと、ミクシィとしても期待している」とコメントした。
また、部門賞のエンターテイメント賞には、記憶を頼りに描画していく「記憶スケッチ」、コンビニエント(便利ツール)賞には、自分やマイミクの読書を管理・共有する「ソーシャルライブラリー」が選ばれた。このほか、IT企業などによる協賛賞には、「標準語大賞 ギャル語方言KY語」(グーグル賞)、「マイミク通信簿」(ヤフー賞)などが選ばれた。
EA、ソーシャルゲームのPlayfishを買収
米大手ゲーム会社Electronic Arts(EA)は11月9日、ソーシャルゲームメーカーのPlayfishを約3億ドルで買収したと発表した。急成長するソーシャルゲーム分野の事業強化を狙う。
買収は2億7500万ドルの現金と2500万ドル相当の株式で行う。またEAはPlayfishが2011年末までに一定の業績を達成したら、最高で1億ドルを支払う。
Playfishは、SNS内で友人と協力したり、競争したりしながら遊べるソーシャルゲームを手掛ける新興企業。作物や家畜を育てる農場ゲーム、ペット育成ゲーム、レストラン経営ゲームなどをFacebook、MySpace、iPhoneといったプラットフォーム向けに提供している。ソーシャルゲームの人気は高まっており、日本でもmixiで育成ゲーム「サンシャイン牧場」がヒットしている。
「ソーシャルゲームは大きく成長しており、今こそ、この分野への取り組みを強化するべく投資するときだ」とEAのWeb部門EA Interactiveの上級副社長兼ジェネラルマネジャー、バリー・コトル氏は述べている。
SNS内での少額決済、ECナビ子会社が参入 手数料15%
価格比較サイト運営のECナビ(東京・渋谷)子会社のPeX(同)は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を対象とした最低1円からの少額決済サービスを11日に始める。SNS内でのゲームなどの課金が安い手数料でできるとして、ゲーム開発者などに採用を働き掛ける。
新サービスは「Payca(ペイカ)」で、SNS内のゲームなどでアイテムの購入などに使える。手数料は決済額の15%。他社が提供している同種の決済サービスより低く抑えたという。初期費用や月額利用料は無料とし、事業者が導入しやすいようにした。
PeXはネット上のアンケートに答えた際などに得られるポイントを、航空会社のマイレージなどに変換できるサービスを提供。現在月約3億円に相当するポイントが交換され、利用者は45万人を超える。11日からはPaycaでも利用できるようになる。
セガ、「ウィンドウズモバイル」用ゲーム配信
セガは10日、米マイクロソフトの携帯電話向け基本ソフト(OS)「ウィンドウズモバイル」を搭載した携帯端末向けにゲームコンテンツを配信すると発表した。人気ゲーム「ぷよぷよ」など3タイトルを提供する。米アップル製の携帯電話「iPhone(アイフォーン)」などスマートフォン(高機能携帯電話)への展開を加速していく狙い。
セガが提供するのは「ぷよぷよフィーバーTOUCH for Windows phone」「ベアナックル モバイル」「ガチンコ★ベースボールMOBILE」の3タイトル。携帯の機能に合わせ手軽に楽しめる操作性を重視するほか、グラフィックを向上させる予定。
サムスン電子、社員の給与を5~10%引き上げ 士気向上図る
韓国のサムスン電子は研究開発部門を除く部長級以下の社員の給与を5~10%程度引き上げる方針を固めた。これまで優遇されてきた研究開発職との格差を小さくする賃金体系の見直しの一環。社員の士気を高めて一層の業績拡大につなげる狙いもある。給与や賞与の減額が続く日本の電機大手と待遇面での違いが表面化してきた。
サムスン関係者によると11月1日に創立40周年を迎えた「ご祝儀」の意味合いもあるという。今月下旬の支給分から適用するとみられる。
サムスンは今年3月に発光ダイオード(LED)を登載した液晶テレビを発売し世界でのシェアを拡大。半導体や液晶パネルも好調に推移している。2009年7~9月期の連結営業利益は前年同期比2.9倍となり、好業績に給与アップで報いる側面もありそうだ。
マードック会長、グーグル検索で「記事を読ませぬ」
米ニューズ・コーポレーションのルパート・マードック会長は9日、傘下のメディア企業の記事を米グーグルで自由に検索・閲覧できなくする措置を検討していると明らかにした。具体策は説明していない。新聞や放送はネット勢に押され気味で、グーグルへの対抗意識に「メディア王」のいらだちがあらわれた。
同会長はグループのテレビ番組で、ネット検索サービスを「我々の記事を盗んでいる」と指摘。グーグルについて「ネット検索しても、サイトが見られないようにすればよいのでは」と尋ねられ、「そうしようと考えている」と答えた。
同会長は米アマゾン・ドット・コムの電子書籍「キンドル」へのコンテンツ提供についても「良い取引ではない。アマゾンは利用者を我々の読者として扱っていない」と不満を漏らした。
サービス業の成長ブレーキ、09年売上高0.1%増どまり 日経調査
サービス業の成長にブレーキがかかった。日本経済新聞社がまとめた2009年の「サービス業総合調査」によると全体の売上高は0.1%増。伸び率は08年の前回調査の2.0%増に比べ大幅に縮小し、ほぼ横ばいとなった。業種別では旅行、タクシー、ホテルや人材サービスが減少に転じ、消費者、企業いずれも不要不急のサービスを中心に支出を絞り込む傾向が一段と強まっている。
調査は27回目。39業種を対象に、08年8月~09年7月に決算期を迎えた企業の売上高(有効回答1324社)を集計して前の期と比べた。全体の売上高(取扱高を計上する旅行、クレジットカードを除いた37業種)は19兆6382億円。
国の借金、過去最大の864兆円 9月末、1人あたり678万円
財務省は10日、国債と借入金、政府短期証券を合計した「国の借金」の総額が9月末時点で864兆5226億円に達したと発表した。6月末に比べ4兆2669億円増え、過去最大額を更新した。10月1日時点の推計人口(概算値)の1億2756万人で計算すると、1人あたりの借金は約678万円となった。
国の借金残高は四半期ごとに財務省が公表している。借金残高が過去最大を更新した主因は、麻生政権が2009年度第1次補正予算に盛り込んだ経済危機対策の財源を賄うための普通国債の増発で、約8兆8000億円増の563兆2530億円となった。
企業の資金繰り支援を手掛ける日本政策投資銀行の財務基盤を強化するため、7月に同行に対して1兆3500億円の交付国債を発行したのも増加要因となった。
ソフトバンクモバイルとNTTドコモは11月10日、冬・春モデルの携帯電話新機種発表会をそれぞれ都内で開いた。ソフトバンクモバイルは、携帯電話の無線LAN機能を使って高速通信やコンテンツ配信を行う「ケータイWi-Fi」サービスを発表。孫正義社長は「3GとWi-Fiの両方を搭載しているのが当然だという時代になる」と現行3Gより高速なWi-Fiのメリットを強調した。
一方ドコモは、フェムトセルを自宅に設置して高速に通信できるようにする「マイエリア」サービスを発表。山田隆持社長は「Wi-Fiは補完的に使うもの」と3Gの高速化で対応していく姿勢を示す。高速通信をめぐる両社の思想は対照的だ。
ソフトバンクモバイルは午前9時半から発表会を開き、計22機種を発表。Android端末の来春発売計画というサプライズがあったものの、目玉はケータイWi-Fi。「経営としてWi-Fiに取り組むエポックメイキングな日だ」「キーワードはWi-Fi」と孫社長はたびたびWi-Fiに言及した。
ケータイWi-Fiは、自宅の無線LANルータや公衆無線LANスポットを活用して最大54Mbpsのパケット通信が行えるサービス。公式サイトや大容量データ(最大100Mバイト)のダウンロード、PCサイトブラウザでのサイト閲覧が快適に行えるとしている。無線LANスポット「ソフトバンクWi-Fiスポット」も無料で利用でき、当面はソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」エリア約4000カ所と共通だが、今後数万カ所に拡大していく計画だ。
孫社長は現行3Gを鼻での呼吸、Wi-Fiを口での呼吸に例えてみせた。「人間に鼻と口があるように、3GとWi-Fiが両方あるのが当然だという時代になる。Wi-Fiがないと息苦しいという時代になる。Wi-Fiがわたしの出した答えだ」
「高品質なネットワークをきちんと整備していく」──ドコモ
午後1時からはNTTドコモが発表会を開催。
「マイエリア」は、ユーザーの自宅にフェムトセル(小型基地局)を設置し、専用FOMAエリアを構築するサービス。フェムトセルに接続できるのはあらかじめ登録したFOMA端末(1契約10回線まで)のみ。一般の基地局が多数のユーザーで共有する形なのに比べ、基地局の帯域を“独り占め”できるため、HSDPAの枠内(下り最大7.2Mbps)で通常より高速な通信が可能になるという。
マイエリア向け専用動画・音楽コンテンツ配信を用意するほか、専用エリアへのFOMA端末の出入りを検知する「イマスカ」機能を利用できる。家族が帰宅した際に伝言メールを自動送信するといったことが可能だ。今後、家電との連携なども検討する。
今年度2万契約がマイエリアの目標だ。同社は昨年、Wi-Fi接続サービス「ホームU」を提供済みだが、山田社長は通信速度の高速化については「Wi-Fiとどちらかと聞かれれば、LTEを含めた3Gのバージョンアップで対応したい」という考えだ。
「モバイルは移動して使うもの」であり、Wi-Fiはあくまで補完的なサービスという位置付け。「品質の高いネットワークをきちんと整備していくことが、動画の時代に向けて必要になる」と、あくまで3G(とそれ以降)のネットワーク強化を進めることでユーザーの利便性向上を図っていく方針だ。
「mixiアプリ」開発アワード、グランプリは「サンシャイン牧場」
ミクシィは10日、SNS「mixi」上で利用できる「mixiアプリ」を公募し、優秀作品を表彰する「ソーシャルアプリケーション アワード」の各賞を発表した。グランプリには「サンシャイン牧場」が選ばれた。
今回のアワードでは、PC版の「mixiアプリ」を開発する法人・個人を対象として、7月1日から9月30日までアプリを公募した。応募総数は337件。10月1日から30日まで審査を行い、グランプリ1点、部門賞2点、協賛賞7点を選出した。
審査基準は、「マイミクシィとの関係を上手く活用することで、従来にない新たな感覚・ベネフィットを生み出しているか」「ソーシャルグラフ単位の利用において広く普及する要素があるか」「楽しさ、便利さがわかりやすいか」の3点となる。
グランプリの「サンシャイン牧場」は、11月現在で利用者数が250万人を超える。提供しているのは中国Rekoo Mediaで、10月末には日本法人も設立した。
10日に行われたRekoo Media日本法人設立の記者発表会にて、グランプリの贈賞も行われた。ミクシィの笠原健治代表取締役社長は、「Rekoo Mediaはサンシャイン牧場をはじめ、いくつか有力なアプリを抱えている。日本法人も設立されたことで、今後その勢いが加速されるのではないかと、ミクシィとしても期待している」とコメントした。
また、部門賞のエンターテイメント賞には、記憶を頼りに描画していく「記憶スケッチ」、コンビニエント(便利ツール)賞には、自分やマイミクの読書を管理・共有する「ソーシャルライブラリー」が選ばれた。このほか、IT企業などによる協賛賞には、「標準語大賞 ギャル語方言KY語」(グーグル賞)、「マイミク通信簿」(ヤフー賞)などが選ばれた。
EA、ソーシャルゲームのPlayfishを買収
米大手ゲーム会社Electronic Arts(EA)は11月9日、ソーシャルゲームメーカーのPlayfishを約3億ドルで買収したと発表した。急成長するソーシャルゲーム分野の事業強化を狙う。
買収は2億7500万ドルの現金と2500万ドル相当の株式で行う。またEAはPlayfishが2011年末までに一定の業績を達成したら、最高で1億ドルを支払う。
Playfishは、SNS内で友人と協力したり、競争したりしながら遊べるソーシャルゲームを手掛ける新興企業。作物や家畜を育てる農場ゲーム、ペット育成ゲーム、レストラン経営ゲームなどをFacebook、MySpace、iPhoneといったプラットフォーム向けに提供している。ソーシャルゲームの人気は高まっており、日本でもmixiで育成ゲーム「サンシャイン牧場」がヒットしている。
「ソーシャルゲームは大きく成長しており、今こそ、この分野への取り組みを強化するべく投資するときだ」とEAのWeb部門EA Interactiveの上級副社長兼ジェネラルマネジャー、バリー・コトル氏は述べている。
SNS内での少額決済、ECナビ子会社が参入 手数料15%
価格比較サイト運営のECナビ(東京・渋谷)子会社のPeX(同)は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を対象とした最低1円からの少額決済サービスを11日に始める。SNS内でのゲームなどの課金が安い手数料でできるとして、ゲーム開発者などに採用を働き掛ける。
新サービスは「Payca(ペイカ)」で、SNS内のゲームなどでアイテムの購入などに使える。手数料は決済額の15%。他社が提供している同種の決済サービスより低く抑えたという。初期費用や月額利用料は無料とし、事業者が導入しやすいようにした。
PeXはネット上のアンケートに答えた際などに得られるポイントを、航空会社のマイレージなどに変換できるサービスを提供。現在月約3億円に相当するポイントが交換され、利用者は45万人を超える。11日からはPaycaでも利用できるようになる。
セガ、「ウィンドウズモバイル」用ゲーム配信
セガは10日、米マイクロソフトの携帯電話向け基本ソフト(OS)「ウィンドウズモバイル」を搭載した携帯端末向けにゲームコンテンツを配信すると発表した。人気ゲーム「ぷよぷよ」など3タイトルを提供する。米アップル製の携帯電話「iPhone(アイフォーン)」などスマートフォン(高機能携帯電話)への展開を加速していく狙い。
セガが提供するのは「ぷよぷよフィーバーTOUCH for Windows phone」「ベアナックル モバイル」「ガチンコ★ベースボールMOBILE」の3タイトル。携帯の機能に合わせ手軽に楽しめる操作性を重視するほか、グラフィックを向上させる予定。
サムスン電子、社員の給与を5~10%引き上げ 士気向上図る
韓国のサムスン電子は研究開発部門を除く部長級以下の社員の給与を5~10%程度引き上げる方針を固めた。これまで優遇されてきた研究開発職との格差を小さくする賃金体系の見直しの一環。社員の士気を高めて一層の業績拡大につなげる狙いもある。給与や賞与の減額が続く日本の電機大手と待遇面での違いが表面化してきた。
サムスン関係者によると11月1日に創立40周年を迎えた「ご祝儀」の意味合いもあるという。今月下旬の支給分から適用するとみられる。
サムスンは今年3月に発光ダイオード(LED)を登載した液晶テレビを発売し世界でのシェアを拡大。半導体や液晶パネルも好調に推移している。2009年7~9月期の連結営業利益は前年同期比2.9倍となり、好業績に給与アップで報いる側面もありそうだ。
マードック会長、グーグル検索で「記事を読ませぬ」
米ニューズ・コーポレーションのルパート・マードック会長は9日、傘下のメディア企業の記事を米グーグルで自由に検索・閲覧できなくする措置を検討していると明らかにした。具体策は説明していない。新聞や放送はネット勢に押され気味で、グーグルへの対抗意識に「メディア王」のいらだちがあらわれた。
同会長はグループのテレビ番組で、ネット検索サービスを「我々の記事を盗んでいる」と指摘。グーグルについて「ネット検索しても、サイトが見られないようにすればよいのでは」と尋ねられ、「そうしようと考えている」と答えた。
同会長は米アマゾン・ドット・コムの電子書籍「キンドル」へのコンテンツ提供についても「良い取引ではない。アマゾンは利用者を我々の読者として扱っていない」と不満を漏らした。
サービス業の成長ブレーキ、09年売上高0.1%増どまり 日経調査
サービス業の成長にブレーキがかかった。日本経済新聞社がまとめた2009年の「サービス業総合調査」によると全体の売上高は0.1%増。伸び率は08年の前回調査の2.0%増に比べ大幅に縮小し、ほぼ横ばいとなった。業種別では旅行、タクシー、ホテルや人材サービスが減少に転じ、消費者、企業いずれも不要不急のサービスを中心に支出を絞り込む傾向が一段と強まっている。
調査は27回目。39業種を対象に、08年8月~09年7月に決算期を迎えた企業の売上高(有効回答1324社)を集計して前の期と比べた。全体の売上高(取扱高を計上する旅行、クレジットカードを除いた37業種)は19兆6382億円。
国の借金、過去最大の864兆円 9月末、1人あたり678万円
財務省は10日、国債と借入金、政府短期証券を合計した「国の借金」の総額が9月末時点で864兆5226億円に達したと発表した。6月末に比べ4兆2669億円増え、過去最大額を更新した。10月1日時点の推計人口(概算値)の1億2756万人で計算すると、1人あたりの借金は約678万円となった。
国の借金残高は四半期ごとに財務省が公表している。借金残高が過去最大を更新した主因は、麻生政権が2009年度第1次補正予算に盛り込んだ経済危機対策の財源を賄うための普通国債の増発で、約8兆8000億円増の563兆2530億円となった。
企業の資金繰り支援を手掛ける日本政策投資銀行の財務基盤を強化するため、7月に同行に対して1兆3500億円の交付国債を発行したのも増加要因となった。
ソニエリAndroid端末「Xperia X10」、ドコモが国内販売検討
NTTドコモの山田隆持社長は11月10日、Sony EricssonのAndroid端末「Xperia X10」を来春から夏にかけて国内発売を検討していることを明らかにした。
山田社長はこの日の新端末発表会で、X10について「最終検討中だ。来春から夏にかけてドコモから出したい」と話した。
X10はSony Ericssonが来年の発売を計画しているAndroid端末。4インチ(854×480ピクセル)のタッチパネル対応液晶ディスプレイ、Snapdragon/1GHz、1Gバイトメモリなどを搭載する。
ソフトバンクモバイルもこの日、Android端末を来春発売する計画を明らかにした。KDDIも来年の発売を検討している。
孫社長「Wi-Fiがなければ携帯ではない」
ソフトバンクは、東京都内のホテルで携帯電話の冬モデル22機種を発表し、ソフトバンクグループの孫正義代表が無線通信サービス「Wi-Fi(ワイファイ)」の意義などについて語った。
--Wi-Fi(ワイファイ)についてですが、料金の説明がなかった。エリア整備・拡充についてどういう風に、ユーザーは利用できるのか。自宅で使うための施策は?
孫代表「料金もお求めになりやすい価格で、Wi-Fiスポットも続々と増やす。われわれのウェブサイトから見れるように工夫する。特に自宅のWi-Fi利用がかなり、アイフォーンの状況から全体の5割が自宅でWi-Fiを使ってのアクセスと確認している。自宅でつながりやすいように、Wi-Fiバリューパックというものを用意し、キャンペーンを次々打ち出したい」
--専用パケット定額料がフラット(一定料金)だが
孫代表「フラットで好きなだけWi-Fiと3Gが楽しめ、別途料金をいただかないように。シンプルにやれるように、キャンペーンと合わせ、実現したい」
--ヘビーユーザー向けか
孫代表「アイフォーンの事例をみると、天井にはりついているのが9割。Wi-Fiを自宅で使っているのはほぼ100%。二重定額というのは有名無実化で実態はフラット。Wi-Fiのバリューパックとして価値を盛りだくさんに提供し、Wi-Fi料金は取らないシンプルなものにしたい」
--スマートフォンでヒットしたiPhone(アイフォーン)、ウィンドウズモバイルに加え、(グーグルのOSを採用した)アンドロイドも出る。消費者に対する棲み分けは
孫代表「スマートフォンの王者はアイフォーンだろう。われわれにとっては変わらない主力商品の中の主力商品。私もアイフォーンを毎日使い、実感している。それ以外にもウィンドウズが大好きで、法人利用やパソコンで使う使い勝手、フルキーボードでメールが打ちやすいとか、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が打ちやすいとか、魅力を感じるユーザーがいる。アンドロイドでグーグルのフルサービスに魅力を感じる人もいる。その特徴あるニーズに応えるのがソフトバンクの基本姿勢。やるからには最先端を提供したいのが強い思い。棲み分けはできると思う」
--先日、携帯電話の契約数が発表されたが、ソフトバンクは地方で苦戦している。地方に限らずアイフォーン以外で、販売キャンペーンをやる予定は
孫代表「地方が苦戦か、都心部で善戦かは言い方があるが、トータルでは善戦していると思う。われわれは最先端の機能をもった機種を中心に頑張っている。都心から、若者からブームが広がり、ほかの最先端の商品だとか、文化は都市型から始まり、徐々に地方へ時間差で広がる。ソフトバンクは最先端のアイフォーンを中心に都心部から全国へ伝搬していく。その途中のプロセスの認識。もっともハイタッチなもので、色やデザイン、シンプルさもやっているので、広くユーザーに受け入れられると思う」
--Wi-Fi(ワイファイ)対応機種だが、今後全機種に広げたいとおっしゃった。今回は8機種。いつごろになると全機種に広げるのか
孫代表「全部というのは、芸術的表現だと。(当社の)ビジョンだと受け止めていただきたい。最初にカメラが携帯に搭載された際、当時はそこまでいらんだろう、とあったと思うが、今や全機種にカメラが載るのが当たり前になった。Wi-Fiも全部で必要かという議論があると思うが、あわてて全部の機種にのせると、コストがあがる。無理やり求めるわけでない。いずれ何年かたち、全機種にカメラ、ワンセグのように付いてて当たり前のようなものになる、と予見したのがソフトバンクで、実行したのもソフトバンクだ、と受け止めていただければと思う。何年かたち、当たり前につく時代がくるだろうということだ」
--アンドロイド携帯を来春発売すると発表したが、メーカーはどこか
孫代表「メーカーとかは相手との合意が必要で、発表するにはあれですね。決定していない。相手もまだ世界で発表していない新機種。われわれが先に言うわけにいかない。だが、非常に最先端の機能、高速のCPU。すぐれたアンドロイド機種だと理解していただきたい」
--Wi-Fiについて、タッチパネルや(産経新聞などの)無料の新聞が見れるとなるとアイフォーンに似てきた。参考にされたのか
孫代表「僕自身もふくめ、経営陣のほとんどがアイフォーンを使っている。良いのは当然、体で感じている。世界的な兆候として、さまざまな世界の携帯の競争で、アイフォーンにいい意味で刺激を受けているのは確かだ。新たな時代が生まれる場合はそう。いいものに影響受けて切磋琢磨(せっさたくま)する。Wi-Fiは欠かせないものになり、これがつけば、(動画などの)コンテンツも従来の携帯では感じられなかったものが得られる。われわれは(Wi-Fi対応機種を)まず8機種を用意した。自宅だけでなく、会社、学校もWi-Fiになってくると思うし、主要の駅、喫茶店でもWi-Fiが入る。生活シーンの8割はWi-Fiがつながる時代がきて、超高速でつながる。動画のオリジナルコンテンツも用意したい、となる。動画をいくらかそろえました、というのでは時代遅れになる。表面をお化粧したにすぎない。携帯の進化を大きなステップとして提唱するのがソフトバンクだ。一気に8機種、WiFiの品ぞろえをし、日本のユーザーが求めるワンセグ、連写、(カメ
ラ画質の)1200万画素、おさいふケータイなどの機能も載せた。当然アイフォーンも中心機種として右肩上がりで伸びていくと思う。携帯ジャーナリスト専門家、販売店も含め、最も詳しい方々がアイフォーンは売れないと最初は言われていた。ワンセグも、おさいふケータイもないから売れるわけないと。でも、この1年半で毎月売れているのはアイフォーンという実績だ。前年対比で数百%の伸びで何倍もアイフォーンが売れている。これが実態。時代のパラダイムシフトが起きた。際物ではなく、時代の潮流の中心軸になる。したがって、これに影響をうける機能、デザイン、あるいはコンテンツ、ライフスタイルが世界中で起きはじめる。日本でいち早く、日本的なものを取り入れながら提供するのはソフトバンクだと理解いただきたい」
--携帯Wi-Fiについて、資料を拝見すると、これまでのソフトバンクのBBモバイルポイントと別だとお見受けする。ソフトバンクWi-Fiスポットが拡大した場合、従来のスマートフォンでは利用できないのか
孫代表「基本的にソフトバンクがこれまで提供したBBモバイルポイントというブロードバンドサービスがある。これを継続しながら、当面、なおかつ同じ場所でソフトバンクWi-Fiスポットとして、アクセスできる。同じマクドナルドでサービスを受けられる。アイフォーンなど、ソフトバンクWi-FIスポットで通信できるようになる。スタートダッシュが四千数百カ所。近い将来、何万カ所にまで増やしていきたい。ソフトバンクが日本で最もWi-Fiを使えるサービスを提供したい」
「サン牧」の中国Rekooが日本法人設立 街を作る「サンシャインタウン」スタートへ
ユーザー数250万人を超える人気1位のmixiアプリ「サンシャイン牧場」を運営する中国Rekoo Mediaは11月10日、日本法人Rekoo Japanを10月27日付けで設立したと発表した。日本ユーザー向けのサポートなどを行う。
日本法人は、Rekooと投資会社インフィニティ・ベンチャーズの合弁企業で、資本金は非公開。社長はインフィニティ・ベンチャーズ共同代表の小野裕史氏が兼任。まずは2~3人規模でスタートし、日本ユーザー向けサポートや、中国本社で行っている開発のサポート、モバイル版の動作検証、日本市場向け新企画の提案などを行う。
Rekoo Mediaは、2007年に北京で設立した社員数60人のソーシャルゲームメーカー。mixiアプリのほか、中国のSNSや米Facebookなど世界のSNSにアプリを提供しており、1日アクティブユーザー数は世界合計で1200万人に上るという。「世界ナンバーワンのソーシャルゲームプロバイダーになることが目標」と、11月9日、来日して会見したRekooのパトリック・リウ社長は話す。
会見に同席したミクシィの笠原健治社長は、「日本法人設立で、サービスが加速すると期待している」と話していた。
同社はmixiアプリ向けに、動物を育てるアプリ「動物パラダイス」も提供中。今後は、街を作って育てる「サンシャインタウン」(仮)や、海を探検し、魚と出会ったりして楽しむ「サンシャイン深海」(仮)といった新アプリも提供する計画だ。
トヨタ営業要員、3割は新興国へ 国内部門から配置転換
トヨタ自動車は、本社の国内営業部門の要員を3割削減し、自動車需要の拡大が期待されるBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)など新興国に配置転換する方針を固めた。ライバル社に比べ伸び悩む新興国市場の販売体制を、大量の人員とともに日本で46%の販売シェアを築き上げたノウハウを持ち込み、立て直す。国内の車の売り方も、大幅な減員を機に、効率化を進める考えだ。
トヨタは9日、系列販売会社を集め、国内の市場規模は10年も09年と同様、275万台程度(軽自動車除く)にとどまるとの想定を伝えた。トヨタの系列販社は400万台の市場規模に対応した経営態勢をとっている。それより3割の市場縮小を見込んで収益改善に取り組むよう求めるとともに、自らも国内の3割縮小と新興国市場の体制立て直しを決意したとみられる。
グーグル、ネット広告ベンチャーを買収 携帯向け配信強化
【シリコンバレー=田中暁人】インターネット検索最大手の米グーグルは9日、ネット広告ベンチャーのアドモブ(カリフォルニア州サンマテオ市)を約7億5000万ドル(約670億円)で買収すると発表した。同社は、スマートフォン(多機能携帯電話)向けの広告配信に力を持つ。グーグルにとっては買収金額では過去3番目の規模のM&A(合併・買収)で、成長が見込める携帯向け広告事業を強化する。
グーグルは株式交換方式でアドモブを買収する。アドモブは2006年の設立。アップルの高機能携帯「iPhone(アイフォーン)」や、グーグルの無償OS(基本ソフト)「アンドロイド」搭載携帯など、スマートフォン向けのソフトに広告を配信する事業で先行する。グーグルなど大手から人材を獲得して急成長中で、将来はグーグルの有力な競争相手になる可能性もあった。
グーグルは、パソコン向けネット広告事業で圧倒的なシェアを持つ。アドモブ買収で携帯向けネット広告事業も拡大を急ぐ。
NTTドコモの山田隆持社長は11月10日、Sony EricssonのAndroid端末「Xperia X10」を来春から夏にかけて国内発売を検討していることを明らかにした。
山田社長はこの日の新端末発表会で、X10について「最終検討中だ。来春から夏にかけてドコモから出したい」と話した。
X10はSony Ericssonが来年の発売を計画しているAndroid端末。4インチ(854×480ピクセル)のタッチパネル対応液晶ディスプレイ、Snapdragon/1GHz、1Gバイトメモリなどを搭載する。
ソフトバンクモバイルもこの日、Android端末を来春発売する計画を明らかにした。KDDIも来年の発売を検討している。
孫社長「Wi-Fiがなければ携帯ではない」
ソフトバンクは、東京都内のホテルで携帯電話の冬モデル22機種を発表し、ソフトバンクグループの孫正義代表が無線通信サービス「Wi-Fi(ワイファイ)」の意義などについて語った。
--Wi-Fi(ワイファイ)についてですが、料金の説明がなかった。エリア整備・拡充についてどういう風に、ユーザーは利用できるのか。自宅で使うための施策は?
孫代表「料金もお求めになりやすい価格で、Wi-Fiスポットも続々と増やす。われわれのウェブサイトから見れるように工夫する。特に自宅のWi-Fi利用がかなり、アイフォーンの状況から全体の5割が自宅でWi-Fiを使ってのアクセスと確認している。自宅でつながりやすいように、Wi-Fiバリューパックというものを用意し、キャンペーンを次々打ち出したい」
--専用パケット定額料がフラット(一定料金)だが
孫代表「フラットで好きなだけWi-Fiと3Gが楽しめ、別途料金をいただかないように。シンプルにやれるように、キャンペーンと合わせ、実現したい」
--ヘビーユーザー向けか
孫代表「アイフォーンの事例をみると、天井にはりついているのが9割。Wi-Fiを自宅で使っているのはほぼ100%。二重定額というのは有名無実化で実態はフラット。Wi-Fiのバリューパックとして価値を盛りだくさんに提供し、Wi-Fi料金は取らないシンプルなものにしたい」
--スマートフォンでヒットしたiPhone(アイフォーン)、ウィンドウズモバイルに加え、(グーグルのOSを採用した)アンドロイドも出る。消費者に対する棲み分けは
孫代表「スマートフォンの王者はアイフォーンだろう。われわれにとっては変わらない主力商品の中の主力商品。私もアイフォーンを毎日使い、実感している。それ以外にもウィンドウズが大好きで、法人利用やパソコンで使う使い勝手、フルキーボードでメールが打ちやすいとか、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が打ちやすいとか、魅力を感じるユーザーがいる。アンドロイドでグーグルのフルサービスに魅力を感じる人もいる。その特徴あるニーズに応えるのがソフトバンクの基本姿勢。やるからには最先端を提供したいのが強い思い。棲み分けはできると思う」
--先日、携帯電話の契約数が発表されたが、ソフトバンクは地方で苦戦している。地方に限らずアイフォーン以外で、販売キャンペーンをやる予定は
孫代表「地方が苦戦か、都心部で善戦かは言い方があるが、トータルでは善戦していると思う。われわれは最先端の機能をもった機種を中心に頑張っている。都心から、若者からブームが広がり、ほかの最先端の商品だとか、文化は都市型から始まり、徐々に地方へ時間差で広がる。ソフトバンクは最先端のアイフォーンを中心に都心部から全国へ伝搬していく。その途中のプロセスの認識。もっともハイタッチなもので、色やデザイン、シンプルさもやっているので、広くユーザーに受け入れられると思う」
--Wi-Fi(ワイファイ)対応機種だが、今後全機種に広げたいとおっしゃった。今回は8機種。いつごろになると全機種に広げるのか
孫代表「全部というのは、芸術的表現だと。(当社の)ビジョンだと受け止めていただきたい。最初にカメラが携帯に搭載された際、当時はそこまでいらんだろう、とあったと思うが、今や全機種にカメラが載るのが当たり前になった。Wi-Fiも全部で必要かという議論があると思うが、あわてて全部の機種にのせると、コストがあがる。無理やり求めるわけでない。いずれ何年かたち、全機種にカメラ、ワンセグのように付いてて当たり前のようなものになる、と予見したのがソフトバンクで、実行したのもソフトバンクだ、と受け止めていただければと思う。何年かたち、当たり前につく時代がくるだろうということだ」
--アンドロイド携帯を来春発売すると発表したが、メーカーはどこか
孫代表「メーカーとかは相手との合意が必要で、発表するにはあれですね。決定していない。相手もまだ世界で発表していない新機種。われわれが先に言うわけにいかない。だが、非常に最先端の機能、高速のCPU。すぐれたアンドロイド機種だと理解していただきたい」
--Wi-Fiについて、タッチパネルや(産経新聞などの)無料の新聞が見れるとなるとアイフォーンに似てきた。参考にされたのか
孫代表「僕自身もふくめ、経営陣のほとんどがアイフォーンを使っている。良いのは当然、体で感じている。世界的な兆候として、さまざまな世界の携帯の競争で、アイフォーンにいい意味で刺激を受けているのは確かだ。新たな時代が生まれる場合はそう。いいものに影響受けて切磋琢磨(せっさたくま)する。Wi-Fiは欠かせないものになり、これがつけば、(動画などの)コンテンツも従来の携帯では感じられなかったものが得られる。われわれは(Wi-Fi対応機種を)まず8機種を用意した。自宅だけでなく、会社、学校もWi-Fiになってくると思うし、主要の駅、喫茶店でもWi-Fiが入る。生活シーンの8割はWi-Fiがつながる時代がきて、超高速でつながる。動画のオリジナルコンテンツも用意したい、となる。動画をいくらかそろえました、というのでは時代遅れになる。表面をお化粧したにすぎない。携帯の進化を大きなステップとして提唱するのがソフトバンクだ。一気に8機種、WiFiの品ぞろえをし、日本のユーザーが求めるワンセグ、連写、(カメ
ラ画質の)1200万画素、おさいふケータイなどの機能も載せた。当然アイフォーンも中心機種として右肩上がりで伸びていくと思う。携帯ジャーナリスト専門家、販売店も含め、最も詳しい方々がアイフォーンは売れないと最初は言われていた。ワンセグも、おさいふケータイもないから売れるわけないと。でも、この1年半で毎月売れているのはアイフォーンという実績だ。前年対比で数百%の伸びで何倍もアイフォーンが売れている。これが実態。時代のパラダイムシフトが起きた。際物ではなく、時代の潮流の中心軸になる。したがって、これに影響をうける機能、デザイン、あるいはコンテンツ、ライフスタイルが世界中で起きはじめる。日本でいち早く、日本的なものを取り入れながら提供するのはソフトバンクだと理解いただきたい」
--携帯Wi-Fiについて、資料を拝見すると、これまでのソフトバンクのBBモバイルポイントと別だとお見受けする。ソフトバンクWi-Fiスポットが拡大した場合、従来のスマートフォンでは利用できないのか
孫代表「基本的にソフトバンクがこれまで提供したBBモバイルポイントというブロードバンドサービスがある。これを継続しながら、当面、なおかつ同じ場所でソフトバンクWi-Fiスポットとして、アクセスできる。同じマクドナルドでサービスを受けられる。アイフォーンなど、ソフトバンクWi-FIスポットで通信できるようになる。スタートダッシュが四千数百カ所。近い将来、何万カ所にまで増やしていきたい。ソフトバンクが日本で最もWi-Fiを使えるサービスを提供したい」
「サン牧」の中国Rekooが日本法人設立 街を作る「サンシャインタウン」スタートへ
ユーザー数250万人を超える人気1位のmixiアプリ「サンシャイン牧場」を運営する中国Rekoo Mediaは11月10日、日本法人Rekoo Japanを10月27日付けで設立したと発表した。日本ユーザー向けのサポートなどを行う。
日本法人は、Rekooと投資会社インフィニティ・ベンチャーズの合弁企業で、資本金は非公開。社長はインフィニティ・ベンチャーズ共同代表の小野裕史氏が兼任。まずは2~3人規模でスタートし、日本ユーザー向けサポートや、中国本社で行っている開発のサポート、モバイル版の動作検証、日本市場向け新企画の提案などを行う。
Rekoo Mediaは、2007年に北京で設立した社員数60人のソーシャルゲームメーカー。mixiアプリのほか、中国のSNSや米Facebookなど世界のSNSにアプリを提供しており、1日アクティブユーザー数は世界合計で1200万人に上るという。「世界ナンバーワンのソーシャルゲームプロバイダーになることが目標」と、11月9日、来日して会見したRekooのパトリック・リウ社長は話す。
会見に同席したミクシィの笠原健治社長は、「日本法人設立で、サービスが加速すると期待している」と話していた。
同社はmixiアプリ向けに、動物を育てるアプリ「動物パラダイス」も提供中。今後は、街を作って育てる「サンシャインタウン」(仮)や、海を探検し、魚と出会ったりして楽しむ「サンシャイン深海」(仮)といった新アプリも提供する計画だ。
トヨタ営業要員、3割は新興国へ 国内部門から配置転換
トヨタ自動車は、本社の国内営業部門の要員を3割削減し、自動車需要の拡大が期待されるBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)など新興国に配置転換する方針を固めた。ライバル社に比べ伸び悩む新興国市場の販売体制を、大量の人員とともに日本で46%の販売シェアを築き上げたノウハウを持ち込み、立て直す。国内の車の売り方も、大幅な減員を機に、効率化を進める考えだ。
トヨタは9日、系列販売会社を集め、国内の市場規模は10年も09年と同様、275万台程度(軽自動車除く)にとどまるとの想定を伝えた。トヨタの系列販社は400万台の市場規模に対応した経営態勢をとっている。それより3割の市場縮小を見込んで収益改善に取り組むよう求めるとともに、自らも国内の3割縮小と新興国市場の体制立て直しを決意したとみられる。
グーグル、ネット広告ベンチャーを買収 携帯向け配信強化
【シリコンバレー=田中暁人】インターネット検索最大手の米グーグルは9日、ネット広告ベンチャーのアドモブ(カリフォルニア州サンマテオ市)を約7億5000万ドル(約670億円)で買収すると発表した。同社は、スマートフォン(多機能携帯電話)向けの広告配信に力を持つ。グーグルにとっては買収金額では過去3番目の規模のM&A(合併・買収)で、成長が見込める携帯向け広告事業を強化する。
グーグルは株式交換方式でアドモブを買収する。アドモブは2006年の設立。アップルの高機能携帯「iPhone(アイフォーン)」や、グーグルの無償OS(基本ソフト)「アンドロイド」搭載携帯など、スマートフォン向けのソフトに広告を配信する事業で先行する。グーグルなど大手から人材を獲得して急成長中で、将来はグーグルの有力な競争相手になる可能性もあった。
グーグルは、パソコン向けネット広告事業で圧倒的なシェアを持つ。アドモブ買収で携帯向けネット広告事業も拡大を急ぐ。
(速報)フェムトセル、12Mカメラ、セパレート、防水・防塵、Windows Mobile 6.5――ドコモ、冬春モデル発表
NTTドコモは11月10日、2009年冬モデルと2010年春モデルの計19機種を発表した。今回はSTYLEシリーズ10機種、PRIMEシリーズ5機種、SMARTシリーズ2機種、PROシリーズ2機種をラインアップし、2009年11月20日から順次発売する。
最もモデル数の多いSTYLEシリーズは、ファッション性と五感に響くデザインに注力。ポップなカラーを採用した「L-01B」や、ビューティーコンテンツを内蔵する「L-02B」、シンプルなワンセグケータイ「L-03B」、長持ちする塗装を用いた「N-03B」、スイングスライド端末「P-02B」、クリスタルデザインの「SH-02B」が登場する。また、「F-02B」は「Folli Follie」、「N-01B」は「STNY by Samantha Thavasa」、「SH-04B」は「Q-pot.」、「SH-05B」は雑誌「Seventeen」とのコラボレーションモデルを用意した。
ハイスペックな機能と最新サービスを充実させたPRIMEシリーズからは、防水・防塵ケータイ「F-01B」、“瞬撮カメラ”を備えた「N-02B」、タッチパッド搭載のVIERAケータイ「P-01B」、1210万画素CCDカメラを装備した「SH-01B」、世界初のセパレートケータイ「F-04B」が登場する。F-01B、N-02B、SH-01B、F-04Bの4機種は12Mピクセルカメラを搭載するほか、PRIMEシリーズの新機種は「ドラゴンクエストIII」などの人気ゲームをプリインストールしている。
スリムボディと実用機能にこだわったSMARTシリーズは、12.2Mピクセルカメラ搭載の防水端末「F-03B」と、FOMA最長クラスの連続待受時間を実現した「P-03B」を投入する。
先進的な機能を採り入れたPROシリーズでは、3.7インチの大画面タッチパネルとQWERTYキーを搭載した「SH-03B」と、Windows Mobile 6.5搭載でタッチパネル対応のSamsung電子製スマートフォン「SC-01B」をラインアップする。
このほか、ドコモのデジタルフォトフレーム第2弾モデルとなる「フォトパネル 02」も2009年12月~2010年1月に発売予定。
iコンシェルを拡張、“オートGPS”に対応
サービス面ではiコンシェルを強化し、2009年冬モデル以降の一部機種では、ユーザーの現在地に応じて最適な情報をプッシュ配信する「オートGPS」が利用可能になった。ダウンロードしたiスケジュールのイベント開催地や、取得したトルカの取扱店舗、iモードサイトで紹介された場所などにユーザーが接近すると、関連情報が自動で配信されるというもの。さらに、現在地から自宅への経路の終電15分前にアラームで知らせてくれる「終電アラーム」や、観光地限定のマチキャラをダウンロードできる「ご当地マチキャラ」、目的地周辺の駐車場や満空情報を知らせる「お出かけナビ」なども利用できる。このほか、アドレス帳から作成したグループと、iコンシェルのお預かりデータ(スケジュールや画像など)を共有する機能も実装した。
オートGPSに対応したiアプリも登場する。好みのスポット情報や終電、天気予報などを知らせる実用コンテンツや、宝探しや鬼ごっこなどのゲームコンテンツ、子どもや老人の見守りに役立つセキュリティサービス、自動日記作成などのコミュニケーションサービスなどが提供される予定。
そのほかの新サービスと拡張機能
ユーザーの端末内データをドコモのお預かりセンターにバックアップする「電話帳お預かりサービス」は「ケータイデータお預かりサービス」としてリニューアル。これまでのアドレス帳、メール、画像、スケジュール、トルカに加え、2009年冬モデル以降の機種(一部を除く)は、ブックマーク、設定情報、動画、メロディ、テキストメモ、ToDo、現在地通知先も預けられるようになった。さらに、手動更新だけでなく自動更新も可能になり、バックアップできる1枚あたりの画像サイズは、最大100Kバイトから最大10Mバイトに拡張された。
これまではシャープ製モデルしか利用できなかった、Blu-ray Discレコーダーの録画番組をケータイへ転送して視聴できる連携機能は、対応機種が拡大。新機種ではF-01B、F-02B、F-03B、F-04B、P-01B、P-02B、P-03B、N-01B、N-02B、SH-01B、SH-02B、SH-03B、SH-05Bが利用できる。
小規模の通信エリアを構築する「フェムトセル」を用いたサービス「マイエリア」も11月中旬に開始する。ドコモ網とブロードバンド網(フレッツのみ)に接続したフェムトBTSを宅内に設置することで最大4人が通信可能になり、このフェムトエリアに入ると、自動的にフェムトネットワークに接続する。2010年には公衆エリア、2012年以降には家電連携サービスを提供する予定。
分かりやすい操作説明への取り組みとして、キーワード入力や機能一覧から目当ての機能を調べられる「使い方ガイド」をSC-01Bを除く18機種に搭載するほか、これらの機種では説明書を薄くし、全ページをカラー化する。
上りを高速化するHSUPA対応機種も拡大し、N-01BとN-02B、L-01B、SC-01Bは上り最大5.7Mbps、P-01BとP-02B、P-03Bは上り最大2Mbpsの通信が可能になる。
このほか、メール作成時に電源キーを押した場合にメール未送信BOXに自動保存する機能と、受信メール画面から迷惑メール対策の設定なども、一部の新機種が対応する。また、Music & Videoチャネルのデータは一部の機種でmicroSDに保存可能になった。
NTTドコモは11月10日、2009年冬モデルと2010年春モデルの計19機種を発表した。今回はSTYLEシリーズ10機種、PRIMEシリーズ5機種、SMARTシリーズ2機種、PROシリーズ2機種をラインアップし、2009年11月20日から順次発売する。
最もモデル数の多いSTYLEシリーズは、ファッション性と五感に響くデザインに注力。ポップなカラーを採用した「L-01B」や、ビューティーコンテンツを内蔵する「L-02B」、シンプルなワンセグケータイ「L-03B」、長持ちする塗装を用いた「N-03B」、スイングスライド端末「P-02B」、クリスタルデザインの「SH-02B」が登場する。また、「F-02B」は「Folli Follie」、「N-01B」は「STNY by Samantha Thavasa」、「SH-04B」は「Q-pot.」、「SH-05B」は雑誌「Seventeen」とのコラボレーションモデルを用意した。
ハイスペックな機能と最新サービスを充実させたPRIMEシリーズからは、防水・防塵ケータイ「F-01B」、“瞬撮カメラ”を備えた「N-02B」、タッチパッド搭載のVIERAケータイ「P-01B」、1210万画素CCDカメラを装備した「SH-01B」、世界初のセパレートケータイ「F-04B」が登場する。F-01B、N-02B、SH-01B、F-04Bの4機種は12Mピクセルカメラを搭載するほか、PRIMEシリーズの新機種は「ドラゴンクエストIII」などの人気ゲームをプリインストールしている。
スリムボディと実用機能にこだわったSMARTシリーズは、12.2Mピクセルカメラ搭載の防水端末「F-03B」と、FOMA最長クラスの連続待受時間を実現した「P-03B」を投入する。
先進的な機能を採り入れたPROシリーズでは、3.7インチの大画面タッチパネルとQWERTYキーを搭載した「SH-03B」と、Windows Mobile 6.5搭載でタッチパネル対応のSamsung電子製スマートフォン「SC-01B」をラインアップする。
このほか、ドコモのデジタルフォトフレーム第2弾モデルとなる「フォトパネル 02」も2009年12月~2010年1月に発売予定。
iコンシェルを拡張、“オートGPS”に対応
サービス面ではiコンシェルを強化し、2009年冬モデル以降の一部機種では、ユーザーの現在地に応じて最適な情報をプッシュ配信する「オートGPS」が利用可能になった。ダウンロードしたiスケジュールのイベント開催地や、取得したトルカの取扱店舗、iモードサイトで紹介された場所などにユーザーが接近すると、関連情報が自動で配信されるというもの。さらに、現在地から自宅への経路の終電15分前にアラームで知らせてくれる「終電アラーム」や、観光地限定のマチキャラをダウンロードできる「ご当地マチキャラ」、目的地周辺の駐車場や満空情報を知らせる「お出かけナビ」なども利用できる。このほか、アドレス帳から作成したグループと、iコンシェルのお預かりデータ(スケジュールや画像など)を共有する機能も実装した。
オートGPSに対応したiアプリも登場する。好みのスポット情報や終電、天気予報などを知らせる実用コンテンツや、宝探しや鬼ごっこなどのゲームコンテンツ、子どもや老人の見守りに役立つセキュリティサービス、自動日記作成などのコミュニケーションサービスなどが提供される予定。
そのほかの新サービスと拡張機能
ユーザーの端末内データをドコモのお預かりセンターにバックアップする「電話帳お預かりサービス」は「ケータイデータお預かりサービス」としてリニューアル。これまでのアドレス帳、メール、画像、スケジュール、トルカに加え、2009年冬モデル以降の機種(一部を除く)は、ブックマーク、設定情報、動画、メロディ、テキストメモ、ToDo、現在地通知先も預けられるようになった。さらに、手動更新だけでなく自動更新も可能になり、バックアップできる1枚あたりの画像サイズは、最大100Kバイトから最大10Mバイトに拡張された。
これまではシャープ製モデルしか利用できなかった、Blu-ray Discレコーダーの録画番組をケータイへ転送して視聴できる連携機能は、対応機種が拡大。新機種ではF-01B、F-02B、F-03B、F-04B、P-01B、P-02B、P-03B、N-01B、N-02B、SH-01B、SH-02B、SH-03B、SH-05Bが利用できる。
小規模の通信エリアを構築する「フェムトセル」を用いたサービス「マイエリア」も11月中旬に開始する。ドコモ網とブロードバンド網(フレッツのみ)に接続したフェムトBTSを宅内に設置することで最大4人が通信可能になり、このフェムトエリアに入ると、自動的にフェムトネットワークに接続する。2010年には公衆エリア、2012年以降には家電連携サービスを提供する予定。
分かりやすい操作説明への取り組みとして、キーワード入力や機能一覧から目当ての機能を調べられる「使い方ガイド」をSC-01Bを除く18機種に搭載するほか、これらの機種では説明書を薄くし、全ページをカラー化する。
上りを高速化するHSUPA対応機種も拡大し、N-01BとN-02B、L-01B、SC-01Bは上り最大5.7Mbps、P-01BとP-02B、P-03Bは上り最大2Mbpsの通信が可能になる。
このほか、メール作成時に電源キーを押した場合にメール未送信BOXに自動保存する機能と、受信メール画面から迷惑メール対策の設定なども、一部の新機種が対応する。また、Music & Videoチャネルのデータは一部の機種でmicroSDに保存可能になった。
(速報)YouTube、ニコ動も見放題「ケータイWi-Fi」、1210万画素、アンドロイド、ソフトバンク冬モデル発表
ソフトバンクモバイルは、2009年の秋から2010年の春にかけて発売する携帯電話のラインナップを発表した。音声端末として17機種、さらに詳細は不明だがAndroid端末1機種の投入が発表され、デジタルフォトフレームなどの端末と合わせて21機種を新たにラインナップする。
ソフトバンクモバイルから発表された新端末は、無線LAN対応端末が拡大されており、新端末では1210万画素の「940SH」フルタッチの「941SH」「943SH」「941P」「940N」が、新サービス「ケータイWi-Fi」をサポートする。加えて、2009年5月に発表され未発売の「931N」も「ケータイWi-Fi」対応モデルとなる。これらの端末では公衆無線LANの「BBモバイルポイント」を利用できるほか、動画などの大容量コンテンツを配信する新サービス「ケータイWi-Fiチャンネル」を利用可能。サービスとしての「ケータイWi-Fi」には対応しないものの、スマートフォンの「X02T」「X01SC」も無線LAN機能を搭載する。また、Android端末の投入も明らかにされた。
通常の端末としては、「940P」「840P」「841P」「940SC」「740N」「741N」「942SH」「942SH KT」「840SH」の9機種をラインナップし、法人向け端末として「840P for Biz」も用意される。また、10月16日に発売された「832SH s」も2009年の秋冬モデルとして同時期に展開されることになる。
データ通信端末では、HSUPA対応の「C02LC」「C02SW」を新たに展開するほか、デジタルフォトフレームとして9インチのディスプレイを搭載する「HW002」をラインナップする。
このほか、サービス面でウィジェットのUIの改善やデコレメールの自動作成機能「楽デコ」、プリインストールされる文字種の強化、最大2MBまでの大容量添付ファイルへの対応、PCメール対応機種の拡大などが行われる。また、音声端末でも一部がHSUPAに対応するほか、1.5GHz帯の周波数に対応したモデルも含まれている。
無線LAN経由で大容量コンテンツが楽しめる「ケータイWi-Fi」
ソフトバンクの「ケータイWi-Fi」は、無線LANに対応した携帯電話を、自宅の無線LANや公衆無線LANサービスに接続することで、高速・大容量のコンテンツを楽しめるサービス。11月下旬に、対応端末の発売と同時に提供が開始される。
「ケータイWi-Fi」対応端末では、自宅の無線LAN環境に加え、空港やマクドナルドなど全国4200カ所の公衆無線LANスポット「BBモバイルポイント」を無料で利用でき、Webサイトへのアクセスやコンテンツのダウンロードを高速に行える。
また、新サービスの「ケータイWi-Fiチャンネル」は、「ケータイWi-Fi」対応端末で利用できるコンテンツサービスで、試写会として動画を配信するサービスや、YouTube、新聞・雑誌の電子版、ニコニコ動画、有料のレンタル動画、Yahoo!動画、よしもとのライブ配信といったコンテンツが用意される。いずれも無線LANを利用することで大容量のコンテンツを高画質で楽しめるというもので、端末内には簡単にアクセスできるメニューも用意される。
なお、「ケータイWi-Fi」は、2009年5月に発表された「ケータイ無線LAN」の名称を変更し、内容をリニューアルしたもの。「ケータイ無線LAN」は唯一の対応端末であった「931N」(8月下旬以降発売予定)が発売されていないため、サービスとして提供が開始されていなかった。
「ケータイWi-Fi」の対応端末は、931N、940SH、941SH、940N、943SH、941P。
「ケータイWi-Fi」を利用するには、「Wi-Fiバリューパック」への加入が必要となります。「Wi-Fiバリューパック」は、「ケータイWi-Fi」(月額使用料490円)と「ソフトバンクWi-Fiスポット」(月額使用料無料)に、専用のパケット定額サービス(定額料4,410円/月)をセットにしたサービスです。定額でウェブやメールが使い放題となり、無線LAN以外のエリアでも安心してご利用いただけます。なお、2010年12月31日までに加入の場合は「ケータイWi-Fi」の月額使用料が無料となります。
「ケータイWi-Fi」のサービス開始に伴い、2010年1月31日(日)まで「ケータイWi-Fi」対応機種の本体価格を4,800円値引く「Come On!Wi-Fiキャンペーン」を実施します。
ソフトバンクモバイルは、2009年の秋から2010年の春にかけて発売する携帯電話のラインナップを発表した。音声端末として17機種、さらに詳細は不明だがAndroid端末1機種の投入が発表され、デジタルフォトフレームなどの端末と合わせて21機種を新たにラインナップする。
ソフトバンクモバイルから発表された新端末は、無線LAN対応端末が拡大されており、新端末では1210万画素の「940SH」フルタッチの「941SH」「943SH」「941P」「940N」が、新サービス「ケータイWi-Fi」をサポートする。加えて、2009年5月に発表され未発売の「931N」も「ケータイWi-Fi」対応モデルとなる。これらの端末では公衆無線LANの「BBモバイルポイント」を利用できるほか、動画などの大容量コンテンツを配信する新サービス「ケータイWi-Fiチャンネル」を利用可能。サービスとしての「ケータイWi-Fi」には対応しないものの、スマートフォンの「X02T」「X01SC」も無線LAN機能を搭載する。また、Android端末の投入も明らかにされた。
通常の端末としては、「940P」「840P」「841P」「940SC」「740N」「741N」「942SH」「942SH KT」「840SH」の9機種をラインナップし、法人向け端末として「840P for Biz」も用意される。また、10月16日に発売された「832SH s」も2009年の秋冬モデルとして同時期に展開されることになる。
データ通信端末では、HSUPA対応の「C02LC」「C02SW」を新たに展開するほか、デジタルフォトフレームとして9インチのディスプレイを搭載する「HW002」をラインナップする。
このほか、サービス面でウィジェットのUIの改善やデコレメールの自動作成機能「楽デコ」、プリインストールされる文字種の強化、最大2MBまでの大容量添付ファイルへの対応、PCメール対応機種の拡大などが行われる。また、音声端末でも一部がHSUPAに対応するほか、1.5GHz帯の周波数に対応したモデルも含まれている。
無線LAN経由で大容量コンテンツが楽しめる「ケータイWi-Fi」
ソフトバンクの「ケータイWi-Fi」は、無線LANに対応した携帯電話を、自宅の無線LANや公衆無線LANサービスに接続することで、高速・大容量のコンテンツを楽しめるサービス。11月下旬に、対応端末の発売と同時に提供が開始される。
「ケータイWi-Fi」対応端末では、自宅の無線LAN環境に加え、空港やマクドナルドなど全国4200カ所の公衆無線LANスポット「BBモバイルポイント」を無料で利用でき、Webサイトへのアクセスやコンテンツのダウンロードを高速に行える。
また、新サービスの「ケータイWi-Fiチャンネル」は、「ケータイWi-Fi」対応端末で利用できるコンテンツサービスで、試写会として動画を配信するサービスや、YouTube、新聞・雑誌の電子版、ニコニコ動画、有料のレンタル動画、Yahoo!動画、よしもとのライブ配信といったコンテンツが用意される。いずれも無線LANを利用することで大容量のコンテンツを高画質で楽しめるというもので、端末内には簡単にアクセスできるメニューも用意される。
なお、「ケータイWi-Fi」は、2009年5月に発表された「ケータイ無線LAN」の名称を変更し、内容をリニューアルしたもの。「ケータイ無線LAN」は唯一の対応端末であった「931N」(8月下旬以降発売予定)が発売されていないため、サービスとして提供が開始されていなかった。
「ケータイWi-Fi」の対応端末は、931N、940SH、941SH、940N、943SH、941P。
「ケータイWi-Fi」を利用するには、「Wi-Fiバリューパック」への加入が必要となります。「Wi-Fiバリューパック」は、「ケータイWi-Fi」(月額使用料490円)と「ソフトバンクWi-Fiスポット」(月額使用料無料)に、専用のパケット定額サービス(定額料4,410円/月)をセットにしたサービスです。定額でウェブやメールが使い放題となり、無線LAN以外のエリアでも安心してご利用いただけます。なお、2010年12月31日までに加入の場合は「ケータイWi-Fi」の月額使用料が無料となります。
「ケータイWi-Fi」のサービス開始に伴い、2010年1月31日(日)まで「ケータイWi-Fi」対応機種の本体価格を4,800円値引く「Come On!Wi-Fiキャンペーン」を実施します。